9月2-3日 清津川の足尾沢を遡行

2年前に挑戦しながらも大増水で転進し、宿題となっていた足尾沢に再チャレンジ。
足の揃ったメンバーでなかなか楽しめました。

<9月2日>
6:30八木沢→8:30足尾沢出合→12:00 40m大滝下/高巻き→14:00巻き終了→16:00幕営

八木沢から気持ちのよい山毛欅の森を歩く。前回来た時は清津川が青白く濁り轟々と音を立てていたが、それに比べれば今回はいくぶんかマシ。鹿飛橋から先は登山道も少々分かりづらいが、2時間ほどで足尾沢橋へ到着。ここで装備を整えていざ入渓。

GR260453

最初の千ノ滝は右から簡単に高巻いて落ち口に懸垂下降。そこからすぐの3m滝は水流右を登るのが一般的なようだが、流れが深く離陸が厳しい。

アブミかなーと思ったが、よく観察すると5mほど戻ったあたりから絶妙なバンドを拾えそう。右壁にロープを伸ばしてから左に3mほどトラバースし、凹角を登ると簡単に突破できた。ここで1時間位かかるパーティーもいるようだが時間を節約できた。

GR260454

 くの字滝は水流右をへつり、さらに次の5m滝は水流右にロープを伸ばす。岩も固く、ゴルジュ内のクライミングは快適だ。

GR260458

GR260463

5m滝の上で怪しげなモヤがかかってきたと思うと、スノーブリッジが登場。脇を行けないか偵察したが降りるのが困難。高巻きも悪そうなので覚悟を決めて潜る。

GR260467

12m滝は左のルンゼにロープを伸ばして巻き、落ち口へ10mほどの懸垂下降。巻きは特に難しくないが、ピンも取れずヌメっていたので少々緊張した。ここからしばらく沢は平凡な河原になる。

GR260471

すこしダレてきたころ、遂に40m大滝が登場。足尾沢は幅狭のゴルジュが続いているがここで一気に大空間が広がる。ここは大高巻きになるという事でしばし休憩。水を汲んでから高巻きを開始する。

GR260476

GR260475

左岸のガレを登ってから急な灌木帯を登り、高度を上げてからトラバース開始。大滝を過ぎたあたりで大滝上のゴルジュ帯をのぞきに下降するが、突破は厳しそう。狭いルンゼを一本またいでから小さな尾根を下降するとゴルジュ帯の上に降り立った。
時間は14時。ここで幕営するパーティーも多いようだが、時間も余裕があるので行けるところまで行くこととする。

GR260480

ここから先が第4ゴルジュ。滑る岩と小さいながら面倒そうなCS滝が続くので左岸からまとめて巻いて処理。ウォータースライダー状態の第5ゴルジュを突破するとナメと河原の平凡な流れになった。

GR260484

時間は16時。頑張れば林道の出合まで行けそうだが無理して頑張ることもない、という事で適当なあたりで幕営

星座が見え美しい夜だった。

 

<9月3日>
5:10幕営点→6:30林道→9:45八木沢
3時頃起床。焚き火で体を温めてから出発。林道までの間は特に何もなく、淡々と遡行。

本当は足尾沢を源頭まで詰めたかったが、少々足の調子が悪いので完全遡行は同行の2人にお任せ。残念だけどハイライトは昨日の終えたし無理する必要もないだろう、という事で。
黙々と林道を下って3時間ほどで八木沢に到着し、ゆっくり片付けてから2人を車でピックアップ。15時には都内で解散できた。

 

<メモ>
・雪渓処理を考えると9月がベストシーズンと思われる。
・大滝上のゴルジュは詳細不明。高巻きの途中からゴルジュ内への下降は50mロープ×2が必要か。
幕営適地は50m大滝下、高巻き終了ポイント、第五ゴルジュ~林道出合まで随時。
・林道出合で遡行を打ち切るのが一般的だが林道歩きはダルい。(約15km、3時間強)足の揃ったパーティーなら上部遡行~外ノ沢下降も面白い