2013-14 年末年始パタゴニア旅行(パイネ国立公園へのバスツアー)

氷河クルーズをした翌日はパイネ国立公園のツアーへ。

現地のエージェンシーからは7時半にホテルでピックアップと聞いていたが、結局バスが来たのは8時過ぎ。

旅の最中しょっちゅう実感することになったのだが、アルゼンチンは時間にルーズというのは本当のようだ。

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カラファテからパイネまでは1時間弱は舗装道だが、あとはずっと未舗装の道。そんな中でもバスは100km近いスピードで走って行く。こちらのバスは乗車したままタイヤの空気圧を変えられるようだ。

カラファテからチリとの国境までは単調な景色が続くが、子連れのニャンドゥ(ダチョウの親戚)やフラミンゴを見たりと、車窓の風景を眺めているだけでも全く飽きない。

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カラファテから2時間ほどでチリとの国境に到着。ここは入国/出国ともに同じようなバスツアーで混雑していて、少々時間がかかる。他の人の旅行記を見てもここで時間を取られることが多いようなので、タイトなスケジュールの場合は注意が必要だろう。幸い、僕たちは30分ほどで解放された。

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チリに入っても車窓の風景は変わらないが、しばらくすると特異な3本の塔、トーレス・デル・パイネが見えてくる。

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ここからは絶景の連続。ツアー参加者全員、夢中になって写真を撮っていた。

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ツアーには日本人も多かったが、ほとんどが南北アメリカ大陸在住の方で、日本から来たのは僕達だけだった。

途中、サルト・グランデの展望台で下車して20分ほどハイキング。ここは特にパイネ・グランデやクエルノス・デ・パイネの展望が見事なポイントだ。

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独特の川の色は、氷河が削ってきたミネラル分に起因しているらしい。

それにしても風の大地の名は半端ではなく、いつも体が持っていかれるほどの風が吹いて

いる。晴れて日が届いても常に肌寒い感じだ。

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この日はトーレス・デル・パイネの登山口に立つホテルに宿泊。ここはもともと牧場だったところをホテルにしたようで、キャンプ場も併設されている。せっかくのシチュエーションだしテント泊でも良かったかも。

しかし国立公園の中ということもあってか物価は非常に高い。ホテルバイキングは一人頭 4500円。他に食べるところがないとはいえ強気だな~。

夕食後部屋に戻るとワインとオードブルが届いていた。ホテルが気を利かせてサービスしてくれたらしいが、疲れていて結局手を付けないまま寝てしまったのだった。